行き過ぎた遺族の振る舞いと朴大統領の冷たいイメージ セウォル号事故2年 (1/2ページ)

2016.04.21

 2年前の4月16日は、304人の死者・行方不明者を出した旅客船「セウォル号」沈没事故があった日だ。総選挙で与党惨敗が確定してから2日後、韓国各地で追悼式典が催されたが、朴槿恵(パク・クネ)大統領は政府主催の式典会場に花輪を出しただけだった。「被害者モンスター」と化した遺族は日に日に評判を落としているが、「冷たい大統領」のイメージも、もはや動かしがたくなった。

 韓国は、日本に対しては国全体、国民全体が「被害者モンスター」のようなものだが、セウォル号の遺族の中でも修学旅行で乗っていた高校生の遺族たちは「最強のモンスター」と言われている。

 事故に遭った生徒が通っていた安山(アンサン)の檀園(ダンウォン)高校では、遺族が教室を“記憶教室”として、そのまま永久保存するように要求して学校側と対立してきた。どうやら、市の予算で5階建ての記念館を建て、そこに教室をそのまま移設することで決着しそうだが、記念館長の人事、記念館の運営でまた、ひと揉めだろう。

 遺族の中には「死んだとは信じられないから」と、死亡届をいまだに出していない人がずいぶんといるらしい。戸籍上は生きていることになっているから、扶養控除は続行されるのだろう。しかし、兵務庁のコンピューターは自動的に男子に「入隊検査予告書」を送る。それを受け取った遺族は「神経を逆なでした」と怒り出して、謝罪の要求だ。

 遺族は事件後、ソウル市中心部の光化門(クワンファムン)に、ハンストなど対政府抗議を展開する拠点として大きなテントを設置した。無許可設置だが、道路管理者は何も言えない。そこは、しばしば「飲酒の拠点」にもなるらしく、タクシー運転手らに暴行するような事件もあった。

 

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