東京都小平市にある朝鮮大学校で5月29日、創立60周年記念大祝祭があった。パンフレットは朝鮮語のみで、一般の日本人が入れるかは不明だった。実際行ってみると、招待状がなくても問題なく入れた。
祝典では、アントニオ猪木参院議員がゲストで登場して「ダァー!」とやり、校舎前では七輪の焼き肉が楽しめた。
近年まれに見る友好ムードに包まれた祝祭でマニアをアッと言わせたのが、図書館の開放だ。太陽のようにほほえむ2つの肖像画がかかる閲覧室ではマニア涙目の貴重な蔵書がズラリ。
そして売店への入域もOKだったが、目を引くのは大学オリジナル文具ぐらいで本国のグッズは見当たらなかった。
写真は会場と60周年Tシャツ。これからの季節、気持ち的にうれしい。この解放感、秋にある学園祭でも継続してほしいものだ。 (北朝鮮ウオッチャー、金正太郎)