親日国でも日本人は“異教徒” テロ危険な「ホテル」「空港」「リゾート地」 (2/3ページ)

2016.07.05

バングラデシュ・ダッカのテロ現場では今も警戒と捜査が続いている=3日(ロイター)
バングラデシュ・ダッカのテロ現場では今も警戒と捜査が続いている=3日(ロイター)【拡大】

  • <p>4日、バングラデシュの飲食店襲撃テロ事件現場付近は、立ち入り禁止措置が続いた</p>
  • <p>3日、バングラデシュ・ダッカで起きた飲食店襲撃テロの現場近くで、外国人らの荷物を調べる警察官ら(ロイター)</p>
  • <p>3日、バングラデシュ・ダッカで、飲食店襲撃テロの犠牲者を追悼する人々(AP)</p>

 南アジアの親日国でISのテロが起き、多くの犠牲者が出たことに関係者の衝撃は計り知れない。

 国際テロリズムや危機管理が専門の大泉光一青森中央学院大教授は、「バングラデシュには昔からJICA(国際協力機構)が日本人を派遣し、安全対策にも力を入れているはずだが、大きなテロはあまり起きておらず、神経質になっていなかった可能性がある。JICA関連事業は相手国の経済発展を目的としているが、援助を嫌うグループもおり『好感を持たれて当たり前』というわけではない。日本人は服装も含め、目立ちやすい。『日本人もターゲットになっている』という認識を持つことが必要だ」と指摘する。

 現地メディアは、関係者の話として、武装グループが人質のバングラデシュ人に「われわれが殺すのは外国人だけだ」と語り、人質にイスラム教の聖典「コーラン」の暗唱を求め、できなければ「刃物で痛めつけた」(人質の1人)。日本人の男性が「私は日本人です。撃たないで」と命ごいをしたが、聞き入れられなかったなど生々しい状況を伝えている。

 『イスラムのテロリスト』(講談社プラスアルファ新書)の著者で軍事アナリストの黒井文太郎氏は、「ISにとって、日本人は『異教徒』でしかない。『日本人です』と訴えても意味を持たない」と指摘。万が一、このような事件に巻き込まれた場合は、「ただ、ひたすら目立たないようにおとなしくするしか手はない」と話す。

 

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