ハーグ裁定後の南シナ海はどうなる? 藤井厳喜氏「中国は再び侵略行為に出る」 (1/2ページ)

2016.07.12

フィリピンでは「中国は出ていけ」と抗議行動も=11日(ロイター)
フィリピンでは「中国は出ていけ」と抗議行動も=11日(ロイター)【拡大】

  • <p>12日に裁定を下すハーグの仲裁裁判所(AP)</p>
  • <p>中国が主張する「九段線」</p>

 南シナ海で覇権をむき出しにする隣国に痛烈な判断が下る−。中国の領有権主張は国際法に反するとして、フィリピンが申し立てた仲裁裁判で、オランダ・ハーグの仲裁裁判所が12日に裁定を示す。中国に不利な内容になるとみられることから、習近平国家主席率いる隣国は、どんな裁定が出ても「紙くずだ」と無視する構えでいる。専門家は「裁定を受けていったんは様子見するが、中国は再び侵略行為に出る」と指摘、警戒は怠れない。

 中国は南シナ海の大半を囲い込む「九段線」を根拠に、人工島造成など軍事拠点化を進めてきた。

 仲裁判断では、この九段線について、どのような見解が示されるか注目されるほか、中国が実効支配する岩礁などが条約で定義される「島」と認められるかも焦点。いずれも島ではないと判断された場合、排他的経済水域(EEZ)が発生しないため、中国が南シナ海で広大な権益を主張する国際法上の根拠が揺らぐことになる。

 フィリピンは2013年1月、仲裁手続きを申し立て、中国は取り下げを求めてきた。だが、仲裁裁判所は15年10月、申し立て内容の一部について管轄権を有すると判断し、オランダ・ハーグで審理を進めた。

 

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