朴政権に“反省の色”なし AIIB副総裁から追放されても… (1/2ページ)

2016.07.14

 姫が会う人は皆、「よそ行きの顔」をしている。それでも人に会って話すと、直感的に「いい人」「悪い人」と判断して記帳しておいた。実権者になった姫は「いい人」を次から次へ重臣に任命するのだが、失敗人事がやたら目立つ。

 そして、ついには重用した人物が「失敗」どころか、「売国奴」だったことが明るみに出た。しかし、側近たちが姫に苦言を呈することもない。

 姫とは、韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領のことだ。

 姫にとっては、大統領選挙の際、自分の選対本部に入ってきた人物は、ほとんど例外なく「いい人」だ。本当は「猟官の志」に満ち満ちた人々なのだが…。

 中でも、二流大学の教授だった洪起沢(ホン・ギテク)氏がよほど気に入ったらしい。

 朴氏は2013年4月、彼を最大の国策銀行である産業銀行の会長に指名した。当時の裏事情を、中央日報(15年7月23日)は「参謀陣が懸念・反対したが、強行した。西江(ソガン)大出身(筆者註=大統領と同窓)の洪氏は金融実務経験が一度もなかった」「夫人の全成彬(チョン・ソンビン)教授が朴大統領と親しいと伝えられた」と報じている。

 この記事は、産業銀行が管理下に置く大宇(テウ)造船海洋の「巨額赤字隠し」が明るみに出た直後のものだ。

 輸出入銀行は、産業銀行と並ぶ国策銀行だが、そのトップの無能さも、関係者の間では有名だったようだ。東亜日報(韓国語サイト、14年11月25日)は「洪起澤、李徳勲(イ・ドクフン=輸銀頭取)両氏が西江大学出身でなかったなら、果たして、その地位に就いただろうか」と、もう、あきれたと言わんばかりの筆致で述べている。

 

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