中国社会を揺るがす「武瘋子」問題の闇 暴力的な精神障害者による事件多発 (1/2ページ)

2016.07.27

 中国語で「瘋子」と言えば、それは「狂人」を指す。

 広い意味での狂人だが、ニュースメディアで使われる場合には、もっぱら精神障害者を意味している。

 そして中国では最近、「瘋子」に「武」の文字を加えて「武瘋子」という言葉が各メディアで頻繁に目にするようになってきているのだ。

 一言でいえば、精神障害者の中でも、暴力に訴える傾向を持つ者のことだ。

 今年6月13日、日刊紙『陝西日報』は、地元の西安市公安局が市内在住の11人の「武瘋子」を治安機構傘下の病院で治療を受けさせるために強制入院させたことを伝え、そのニュースが全国的に注目を集めた。

 大きな話題となった理由は、もちろんこの問題がいまや全土を揺るがす社会問題となっているからだ。

 「武瘋子」をめぐる関心の焦点は、大別して二つある。一つは、実際に駅や繁華街など人が集まる場所で「武瘋子」が無差別に人を死傷させる事件が連続して起きていることから、人々が不安を覚えている点だ。

 そしてもう一つは、政府が、「武瘋子」への対策を進めるにしても、その数があまりに多くて予算の面からも対処の限界がささやかれている点である。

 4月1日午後5時20分、西安市雁塔区小寨銀泰城門口で29歳の男が、突然刃物を振りかざして周囲の人々を襲い、1人が即死、3人にけがを負わせるという事件が起きている。今回の公安局の対応は、この事件に対して世論が沸騰したことを受けたものであった。

 

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