サムスンの権威主義は不変 2代目は買春疑惑動画流出 3代目は? (2/2ページ)

2016.07.28

ソウルのサムスングループ本社
ソウルのサムスングループ本社【拡大】

 私も名刺だけ渡して、論説委員と話を続けた。あの時、もっとしっかり握手して大ゴマをすっておけば、私は今ごろ「サムスンの日本における秘密代理人の総元締め」になり、運転手付きの高級ベンツに乗っていただろうに…。あぁ、残念。

 「この人がトップになれば、権威主義は通用しなくなり…」と論説委員は続けた。

 李氏は日本に留学していたから日本語ができるのに、まったく知らないかのように押し黙ったままだった。不思議なパーソナリティーだと思う。

 あれから30数年たった。親米派だった(私の誤解か?)論説委員は「大記者」(=定年後も論説を書き続ける記者)の肩書になり、私から見ると「権威主義的な親中・事大主義者」に変貌した。

 サムスンの2代目は意識不明の寝たきりになり、いまや「複数相手の買春プレー」の疑惑動画まで暴露されている。

 3代目の世になったが、サムスンの権威主義的な本質が変わったとは思えない。しかも、「サムスンを正しくないという奴は成敗してやる」と言わんばかりの“周辺の強口(こわぐち)”は止まない。強口を唱えている周辺も、いずれ斬られて終わるのだろうに…。

 そんな財閥が「韓国トップ」。つくづく、「救われない国」と思うほかない。

 ■室谷克実(むろたに・かつみ) 1949年、東京都生まれ。慶応大学法学部卒。時事通信入社、政治部記者、ソウル特派員、「時事解説」編集長、外交知識普及会常務理事などを経て、評論活動に。主な著書に「韓国人の経済学」(ダイヤモンド社)、「悪韓論」(新潮新書)、「呆韓論」(産経新聞出版)、「ディス・イズ・コリア」(同)などがある。

 

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