朴政権の闇…黒いウワサ尽きない首席秘書官が居座れる不思議 (2/2ページ)

2016.08.12

朴氏を支える大統領府。民情首席秘書官にスキャンダルが直撃している
朴氏を支える大統領府。民情首席秘書官にスキャンダルが直撃している【拡大】

 陳氏は2005年、ゲーム会社「ネクソン・コリア」のオーナー、金正宙(キム・ジョンジュ)氏から、その非上場株4億2500万ウォン(約3900万円)をもらい、1年後に「10億ウォン(約9200万円)の価値がある」として、ネクソン・ジャパンの株式に交換させた。それをネクソン・ジャパン株の公開後の15年に売却して126億ウォン(約11億6400万円)の利益を手にしたというのだ。リクルート事件を思い出す展開だ。

 禹氏は、検察官時代から陣氏と昵懇(じっこん)だった。「とかくの噂」に満ちていた陣氏の検事長昇進も、禹氏の積極的な工作によったとされている。

 やがて、禹氏の妻と姉妹が所有していた紛争絡みの土地を、ネクソン・コリアが1300億ウォン(約120億1290万円)で買い取った。

 一体、陳氏、禹氏、そして金氏の間には何があるのか。

 ネクソン・コリアは創業から十数年しかたっていない。その間に金氏は業務上横領などで30回もの告発・告訴を受けた。が、大部分は「嫌疑なし」で処理されている。「有銭無罪」の腐れ縁なのだろうか。

 朴氏は夏休暇明けには禹氏を更迭するとの見方が韓国のマスコミ界では圧倒的だった。そのため、京郷新聞の韓国語サイトは「休暇明け初日、禹氏が正常勤務中」との速報を打った。禹氏を更迭しない、あるいは更迭できない大統領への驚きとあきれの速報だったといえる。

 政権のレームダック化は加速する一方だ。

 ■室谷克実(むろたに・かつみ) 1949年、東京都生まれ。慶応大学法学部卒。時事通信入社、政治部記者、ソウル特派員、「時事解説」編集長、外交知識普及会常務理事などを経て、評論活動に。主な著書に「韓国人の経済学」(ダイヤモンド社)、「悪韓論」(新潮新書)、「呆韓論」(産経新聞出版)、「ディス・イズ・コリア」(同)などがある。

 

産経デジタルサービス

IGN JAPAN

世界最大級のビデオゲームメディア「IGN」の日本版がついに登場!もっとゲームを楽しめる情報をお届けします。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

「ソナエ 安心のお墓探し」では、厳選されたお墓情報を紹介! 相続、葬儀、介護などのニュースもお届けします。