【黒社会大陸 中国】やりたい放題の中国マフィアがピンチ 癒着解消に乗り出した習政権 (2/2ページ)

2016.08.23

 「『打黒』はもともと、胡(胡錦濤)・温(温家宝)派との権力闘争に敗れ、汚職の罪で無期懲役に処された薄煕来が元重慶市長の在任中に推し進めた運動です。この運動で、薄煕来は市民から絶大な支持を得た。これまで反腐敗運動で株を上げた習氏ですが、捕まえて民衆の支持を得るような大虎はすでに存在しない。そこで今度は、マフィアをやり玉に上げ、人民の支持獲得を目指しているのでは」(広東省地方紙記者)

 売春や賭博、違法薬物や酒・たばこ、医薬品などのニセモノ製造・販売と、黒幇の生業は世界のマフィアやヤクザと共通するが、一般市民に危害を加えることは決して多くなかった。いくら公安と癒着しているとはいえ、市民を巻き込む事件が頻発すれば、さすがに公安も動かざるを得なくなるためだ。

 ところがここ最近、黒幇が一般市民に牙をむく例が頻発している。その背景には、公安当局と黒社会の癒着構造の変化があった。 =つづく

 ■奥窪優木(おくくぼ・ゆうき) 1980年、愛媛県生まれ。上智大経済学部卒。2004年に渡米、出版社・新聞社勤務を経てフリーに。07年から中国・広州で取材活動を開始。08年に帰国し、中国の社会問題を週刊誌などで執筆中。著書に『中国「猛毒食品」に殺される』(扶桑社)、『中華バカ事件簿』(同)、『激ヤバ国家 中国の正体!』(宝島社)など。

 

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