サムスンブランド失墜 スマホ「ノート7」生産・販売中止で株価暴落…日本市場にも影響

2016.10.13

ギャラクシーノート7の販売が中止となった韓国の携帯電話ショップ(AP)
ギャラクシーノート7の販売が中止となった韓国の携帯電話ショップ(AP)【拡大】

 リコール(無料の回収・修理)実施後も出火などのトラブルが相次いでいた韓国サムスン電子の新型スマートフォン「ギャラクシーノート7」が、発売からわずか2カ月で生産・販売停止に追い込まれた。安全面での信頼性を大きく傷つけた。日本市場での展開にも影響は避けられない。

 韓国産業通商資源省は11日、ノート7に「新たな欠陥の可能性が確認された」と発表した。バッテリー以外にも不具合があった可能性がある。

 ノート7は発売後、発火トラブルが相次ぎ、サムスンは9月にリコールを発表したが、代替品でも出火や発煙の事例が報じられるなど、対応のまずさも問題視された。

 韓国のほか日本や米国の当局も航空機内での使用を制限するなど、消費者の信用を著しく損ねている。同日の韓国株式市場でサムスンの株価は約8%の大幅下落に見舞われた。

 ノート7は、サムスンのスマホが米アップルの「iPhone(アイフォーン)」や中国勢に押される中、事態打開への期待がかかった「ギャラクシーノート」シリーズの最新機種。9月のiPhone7発売に先行する形で投入したが、安全性の検証が十分だったのか疑問を持たれている。

 一連の問題で既に1兆ウォン(約920億円)前後の損失が出たとの見方もあるが、問題が長期化すれば、半導体やディスプレー部門が支えるサムスン全体の業績に響く恐れがある。

 ノート7は日本でも年末商戦向けに投入されるとみられていた。日本市場では「サムスン」の冠を外し、「ギャラクシー」ブランドで展開しているが、消費者の信頼を取り戻すには時間がかかりそうだ。

 

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