「日本人に回し蹴り食らった」「わさびテロ」…広がる被害者パフォーマンス? (2/2ページ)

2016.10.20

大阪・道頓堀で、本当に韓国人親子が蹴られたのか
大阪・道頓堀で、本当に韓国人親子が蹴られたのか【拡大】

 日本で買ったチョコレートに「動物の歯」が入っていたとのネット書き込みもあった。お得意の「謝罪と補償」要求が続くのだが、その商品には「メーカー名の表示がないので、抗議できない」とあった。そんな日本の商品が本当にあるのか。

 韓国は外国人観光客数の対日比較を、一種の「戦争」と捉えている。外国人観光客の入国者数が日本より少ないことは、韓国の政権にとって「屈辱」なのだ。

 それなのに、韓国人一般を対象にしたアンケートでは、「最も行きたい都市」の1位は大阪だ。

 韓国の国際収支統計の「旅行収支」は赤字だ。韓国人の「大阪詣で」を断ち切りたいと、韓国の政権が願うのは当然だ。“嫌韓派日本人による被害”のクローズアップは、大阪詣でのブレーキになる。

 韓国には「何でもいいから、国際社会で日本を貶める」という活動方針を掲げる自称「ボランティア団体」がある。その団体が「下手な謀略工作」で有名な情報機関と密接と見るのは、コリア・ウオッチャーの常識だ。

 日本人を「加害者」に仕立てる「自作自演」的な「被害者パフォーマンス」は、「総体的状況悪化」の深化とともに広がるかもしれない。

 彼らは、日本人の常套(じょうとう)句「すみません」を、「謝罪させた=われらが正しい」と受け取り、次なる要求を高める。かたがた、油断することなかれ。

 ■室谷克実(むろたに・かつみ) 1949年、東京都生まれ。慶応大学法学部卒。時事通信入社、政治部記者、ソウル特派員、「時事解説」編集長、外交知識普及会常務理事などを経て、評論活動に。主な著書に「韓国人の経済学」(ダイヤモンド社)、「悪韓論」(新潮新書)、「呆韓論」(産経新聞出版)、「ディス・イズ・コリア」(同)などがある。

 

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