習氏は「毛沢東にはなれない」 権力強化図るが…石平氏「創業者とサラリーマン社長は違う」 (1/2ページ)

2016.10.27

北京の土産物では毛沢東(左上)ら歴代指導者を従える習主席(中央)だが、現実は甘くない=25日(ロイター)
北京の土産物では毛沢東(左上)ら歴代指導者を従える習主席(中央)だが、現実は甘くない=25日(ロイター)【拡大】

 習近平国家主席は権力強化を果たせるのか、それとも…。24日に開幕した中国共産党の重要会議、第18期中央委員会第6回総会(6中総会)は来年秋に最高指導部が入れ替わる党中央大会の前哨戦として注目されている。李克強首相らとの権力闘争の中、求心力を高めようともくろむ習氏だが、専門家は「毛沢東にはなれない」と指摘する。

 「党中央の指導の核心は習総書記だ」。天津市トップである党委員会書記に9月に就任し、来年の政治局員入りが確実視されている李鴻忠氏が今月20日、市党委の会議でこう発言した。

 「核心」とは江沢民元指導部で江元国家主席を称する際に使われ、最高指導部を構成する他の党政治局常務委員と明確な格差があることを強調した用語だ。胡錦濤前指導部は集団指導体制を採用し、胡前国家主席を「核心」とは呼ばなかった。

 習氏も当初は胡前主席の方針を受け継いだが、変化が現れたのは今年1月。習氏に近い黄興国・天津市委代理書記兼市長が「習総書記という核心を断固守る」と発言したのだ。その後、習氏を「核心」と呼ぶ動きが表現が各地の地方指導者の間で広がった。

 しかし、李首相らにつながる共産主義青年団(共青団)出身者のグループが反発し、党中央では広がらなかった。さらに「核心」発言を行った黄氏が9月に「重大な規律違反」に問われて解任された。

 来秋の党大会に向け、共産党内部では習氏一派と共青団に加え、江元国家主席ら党長老グループ(江派)の主導権争いが激化しているとされる。

 

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