中国、経済回廊運用で存在感 パキスタン・グワダル港から貨物初輸出

2016.11.15

 【ニューデリー=岩田智雄】中国の支援で建設されたパキスタン南西部バルチスタン州のグワダル港で13日、中国から中パ経済回廊を通ってパキスタンに運ばれた積み荷が初めて貨物船で輸出された。中国の新シルクロード(一帯一路)構想で一帯と一路の合流点と位置づけられるこの回廊の本格運用が始まったことになり、中国はインド洋周辺での存在感を強めている。

 中パ両政府や現地報道によると、コメや中国製機械を載せたトラックは、中国西部カシュガルを10月29日に出発し、30日にカシミール地方のパキスタン支配地域の町フンザに入った後、軍の警護を受けて中パ経済回廊を通り、今月12日にグワダル港に到着した。コンテナ66個を載せた貨物船は、スリランカのコロンボ経由でアラブ首長国連邦のドバイへ向けて出港した。

 グワダル港ではパキスタンのシャリフ首相らが出席して記念式典が行われ、孫衛東中国大使は、グワダル港から大量のコンテナが輸出されたことや、中パ両国がパキスタン国内を通ってグワダル港へ至る通商車列を編成したのは初めてだと強調し、「2つの兄弟国にチーム精神と、両者に有利な協力をもたらした」と宣言した。

 ただ、バルチスタン州では12日、イスラム教の聖廟を狙った爆弾テロで55人が死亡し、イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」(IS)が犯行声明を出すなど治安状況は悪い。地元紙ドーンはグワダル港の需要に疑問を呈している。

 

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