日本産モクズガニ、中国人爆買いで絶滅危機 毒上海ガニの波紋が生態系にも… (1/2ページ)

2016.12.11

上海市内のスーパーで売られている上海ガニ(河崎真澄撮影)
上海市内のスーパーで売られている上海ガニ(河崎真澄撮影)【拡大】

★奥窪優木氏リポート(下)

 今が旬のモクズガニ。中国人が日本に大挙襲来し、なぜかこれを買いあさっているという。背景には中国で流通する毒上海ガニの影が…。ジャーナリスト、奥窪優木氏がリポートする。

 栃木県の那珂川で目撃される中国人のモクズガニ爆買いの背景には、ニセモノや毒物汚染が蔓延する上海ガニへの危惧があった。インターネット上の在日中国人コミュニティーでも、日本のモクズガニが話題として取り上げられ、「上海ガニと比べても全く引けを取らない」との書き込みも見られる。

 日本に住む中国人らが、モクズガニに故郷の味を重ね合わせるのは情緒ある行為といえるが、日本の河川の生態系を脅かすような行き過ぎた動きも広がっている。

 那珂川の中流域の漁協関係者が明かす。

 「カニ籠を使ったモクズガニ漁は、決められた期間に遊漁料を納めなければならないことになっているのですが、無断でカニ籠を仕掛けている中国系の人がいるんです。こちらでも見つけては注意しているのですが、後を絶たない」

 モクズガニは、個体数の減少や生息域の縮小が指摘されているだけに、ルールを無視した乱獲は看過できない。

 

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