大卒でも厳しい就職難 中国で上昇する失業者、966万人で一つのピークに (1/2ページ)

2017.01.11

上海のビジネス街に立つ摩天楼。中国では大学生の就職難が社会問題化している
上海のビジネス街に立つ摩天楼。中国では大学生の就職難が社会問題化している【拡大】

 明日にも崩壊するのか、それとも目の前の爆買いが本物なのか−。

 中国経済の実態を判断するのは、日本人にとっていま、一つの難題になりつつある。

 実際、良い面と悪い面が混在し、李克強首相が語ったように「希望と困難が併存」しているのだろうが、これがやっぱりよくわからない。

 ただ一つ確実に言えることは、希望の裏側で困難が確実に社会に重くのしかかっているということだ。

 規模縮小を余儀なくされ、リストラの真っただ中にいる伝統的産業の衰退はもちろんのこと、不動産バブルの行方や地方債務の問題、都市化政策の迷走など数えればきりがないが、やはり気になるのが人々の生活だ。

 失業者の状況はどうなっているのか、また賃金とどうなっているのかというのは重要な視点といえるだろう。

 そこでまず紹介したいのは、景気の良い話だ。

 どの学校(大学)を卒業した人たちが富豪になっているのか、という疑問に答えたのが胡潤(フージワーフ)研究院が昨年11月4日に発表した「2016年胡潤富豪大学別特別報告」である。『人民網』(日本語版 2016年11月5日)が伝えた。

 記事によれば、〈今年の富豪番付に2人以上の卒業生を送り込んだ国内の大学は66校あり、浙江大学が38人でトップに立ち、2位は北京大学の26人、3位は清華大学の22人だった〉という。

 北京大学と清華大学を抑えて浙江大学がトップとは意外だが、これを66校全体に広げると、このうち13校が北京にあるという分かりやすい傾向になり、続いて上海の7校、広州と南京が5校だというのだ。

 
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