中国空母「遼寧」の限界露呈 艦長「小学生にすぎない」…米軍と本格的対峙避けたい本音ポロリ (1/2ページ)

2017.01.12

南シナ海を航行する中国初の空母「遼寧」 =2016年12月(ロイター)
南シナ海を航行する中国初の空母「遼寧」 =2016年12月(ロイター)【拡大】

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 ■台湾本島一周 蔡氏の不在突き威圧

 台湾の国防部(国防省に相当)は11日、中国初の空母「遼寧」の艦隊が南シナ海での訓練を終えて台湾海峡に進入、海峡中間線の中国大陸側を北上していると発表した。所属基地のある山東省青島に向かっているとみられる。12日未明に台湾海峡を抜けると予測している。

 国防部によると、遼寧は11日午前7時(日本時間同8時)、台湾の防空識別圏(ADIZ)の西南部分に進入し、台湾海峡の中間線の西側を北上し始めた。正午には広東省スワトウ沖、午後7時には福建省・●(さんずいに眉)州島沖を通過し、北上を続けた。国防部は「全ての行程を監視・対処している」と強調。遼寧以外の海空軍にも「異常はない」としている。

 遼寧は先月25日、沖縄県の宮古海峡を通過し、初めて西太平洋に進出。その後、バシー海峡を経て海南島の海軍基地に寄港し、南シナ海で艦載機の発着艦訓練を行っていた。往復の行程で台湾本島をほぼ一周した形となった。蔡英文総統は今月7日から中米歴訪中で台湾を不在にしており、心理的な圧力をかける意味合いもありそうだ。事実上の休戦ラインの中間線を越えないことで過度の刺激を避けたとみられる。(台北 田中靖人)

 ■海軍力誇示も米との対峙は回避 「次は第2列島線」

 中国の空母「遼寧」が母港・山東省青島へ帰還の途に就いた。米本土から西太平洋に向かっている米原子力空母カール・ビンソンを中心にした空母打撃群との“ニアミス”は回避された。今回の航海では初めて本格的な艦隊を構成して西太平洋に進出するなど、一定の運用能力向上をうかがわせたが、同時にその「限界」を示したともいえる。

 初めて尽くしの航海だった。遼寧は先月25日に初めて第1列島線(九州−沖縄−台湾−フィリピン)の宮古海峡を越えて西太平洋に進出し、海軍力の象徴である空母の遠洋展開能力を誇示。台湾の東側を航行した後、南シナ海では殲(J)15戦闘機の発着艦を行うなど、約10日間にわたって訓練を継続した。

 
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