韓流アイドルへの「朝貢」が社会問題化 高級外車、白物家電…貢ぎ物競争が映し出す韓国社会の現状 (1/3ページ)

2017.01.15

昨年12月2日、香港で、音楽授賞式「2016 Mnet Asian Music Awards」に参加し、ポーズをとるK−POPグループ「TWICE」のメンバー(AP)
昨年12月2日、香港で、音楽授賞式「2016 Mnet Asian Music Awards」に参加し、ポーズをとるK−POPグループ「TWICE」のメンバー(AP)【拡大】

  • <p>昨年12月2日、香港で、音楽授賞式「2016 Mnet Asian Music Awards」に参加し、ポーズをとる韓国の女優、ハ・ジウォン(AP)</p>
  • <p>昨年12月2日、香港で、音楽授賞式「2016 Mnet Asian Music Awards」に参加し、ポーズをとる韓国の女優、ハン・ジミン(AP)</p>
  • <p>昨年12月2日、香港で、音楽授賞式「2016 Mnet Asian Music Awards」に参加し、ポーズをとるK−POPグループのI.O.I (AP)</p>
  • <p>昨年12月2日、香港で、音楽授賞式「2016 Mnet Asian Music Awards」に参加し、ポーズをとる 韓国の女優、ハン・ヒョジュ(ロイター)</p>
  • <p>昨年12月2日、香港で、音楽授賞式「2016 Mnet Asian Music Awards」に参加し、ポーズをとる韓国の女優・歌手、ファン・ジョンウム(ロイター)</p>
  • <p>韓国ではアイドルに対するファンの贈り物が「朝貢」と呼ばれ、社会問題化している。写真は来日した韓国の5人組ダンスボーカルユニット、BIGBANG(ビッグ・バン)に歓声を上げる沿道のファンら=2009年</p>
  • <p>「朝貢」の規制を明らかにした芸能事務所「キューブエンターテイメント」所属の男性アイドルグループ、BEAST(ビースト)=2011年、東京・新宿</p>

 かつて、中国皇帝に周辺国の使者が貢ぎ物を差し出した「朝貢」。朴槿恵(パク・クネ)大統領(64)の弾劾訴追を受けて外交にはとても手が回らないはずの韓国だが、なぜかその「朝貢」が社会問題化している。アイドル歌手らにファンが高額のプレゼントなどを贈る文化を指す表現で、実は日本から“輸入”された。朴氏の友人、崔順実(チェ・スンシル)被告(60)による国政介入事件などを通じて政治・経済が不安定化するなか、識者は消費者の関心が家族やコミュニティーから「自分自身」に移っている韓国社会を象徴していると指摘する。(外信部 時吉達也)

 ■裏方、記者にも贈り物…山積の家電

 「50万ウォン(4万9000円)以上の高価物品、食事、間食、ケーキ類は受け取りません」

 昨年9月末。多数の人気アイドルグループを擁する韓国の大手芸能事務所「キューブエンターテイメント」が、ファンサイトでこう通知した。事務所による事前の認証など、アイドル側が朝貢を受け取るための条件を細かく規定し、違反した場合は「以降の『サポート』を受けない」と警告。ネット上では「まともな朝貢ができなくなってしまう」などと残念がるファンらの声が相次いだ。

 韓国アイドルらに対するファンの支援活動は、CDを複数枚購入するなどの日本のそれと比べ、より直接的だ。テレビ番組の制作発表会見で担当記者あての贈り物を用意したり、音楽番組やドラマの撮影現場のスタッフに向け、ウナギなど高級料理のケータリングを派遣するなどし、出演アイドルの印象を良くしようと懸命になる。

 

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