27年には全国の寺社に油のような液体がまかれた事件も起きており、文化庁は都道府県教委に対し、所有者への注意喚起や防犯カメラ設置などへの補助事業の周知を繰り返し通知している。
【用語解説】対馬の仏像返還問題 長崎県対馬市にある観音寺から県指定有形文化財「観世音菩薩坐像」が、海神神社から国指定重要文化財「銅造如来立像」が2012年10月に盗まれ、韓国で発見された。観世音菩薩坐像については、韓国中部・瑞山の浮石寺側が14世紀に同寺でつくられ倭寇に略奪されたと主張し、大田地裁が13年2月に日本への返還を当分差し止める仮処分を決定。日本政府が返還を求め、日韓間の懸案となった。 (ソウル 共同)
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