大ウソ!中国、GDP47兆円水増し 国家統計局の信頼性にまた疑問符

2017.02.10

 中国全土に31ある省クラスの地方政府が個別に公表した2016年の域内総生産(GDP)の規模の合算が、中国国家統計局が1月20日に発表した全国GDP統計の総額を2兆7559億元(約47兆円)も超過していたことが分かった。地方のGDP水増し疑惑はたびたび指摘されてきたが、中国国家統計の信頼性にも改めて疑問符がつきそうだ。

 9日付の産経新聞が報じた。国家統計局の発表では、香港やマカオを除く全土の16年GDPが名目で74兆4127億元だった。一方、中国紙、21世紀経済報道が伝えた31の地方政府の個別発表統計を産経新聞が合算したところ、中央の発表額を3・7%上回っていた。

 物価変動の影響を除く16年の実質成長率は国家統計局発表で前年比6・7%だが、31の地方のうち27までが6・7%を超え、中央との整合がとれなかった。

 地方の経済統計については、幹部の人事考課の材料ともなっていることから、水増しが常態化しているとされる。

 問題の根本にあるのが中国政府が、成長率目標を定め、事実上のノルマ達成を求める「旧ソ連型」計画経済を続けていることだ。世界経済が激変しているにもかかわらず、GDP成長率も決まって0・1〜0・2%幅程度の小刻みで推移するなど不自然な点も多い。

 習近平指導部は20年までに全土の名目GDPと人民の所得を、10年に比べて倍増させるとの“公約”を掲げているが、どこまで信用されるのか。

 
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