“金正恩恐怖統治”正男氏暗殺、中国の反発見越した上で処断か 政権発足直後から「除去」指令 (1/3ページ)

2017.02.15

強制退去処分を受け、北京行きの全日空機に向かう金正男氏とされる男性 =2001年5月4日、成田空港 (早坂洋祐撮影)
強制退去処分を受け、北京行きの全日空機に向かう金正男氏とされる男性 =2001年5月4日、成田空港 (早坂洋祐撮影)【拡大】

  • <p>報道陣を見回しながら、北京行きの全日空機に乗り込む金正男氏とされる男性 =2001年5月4日、成田空港(内藤博撮影)</p>

 ■現地警察「確認」

 【ソウル=桜井紀雄】北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長の異母兄、金正男(ジョンナム)氏(45)が13日、マレーシアで殺害されたもようだと北朝鮮情勢に詳しい消息筋が14日、明らかにした。複数の韓国メディアも同日、正男氏が殺害されたと一斉に報じた。2人組の女に毒殺されたとも伝えられ、北朝鮮の工作員の犯行の可能性がある。

 ロイター通信は14日、マレーシア警察が男性は金正男氏だと確認したと報道。また、関係者によると、マレーシア警察は金氏の死亡を確認したと韓国政府に連絡した。所持していた旅券は「キム・チョル」名義で、1970年6月10日生まれだったと発表した。

 消息筋や報道によると、金正男氏は13日午前9時ごろ、クアラルンプールの空港で、2人組の女に毒殺されたという。「顔に液体をかけられた」との報道や「毒針で刺された」、あるいは「ぬれた布を頭に押しつけられた」など、情報は錯綜(さくそう)している。2人はタクシーでその場から立ち去ったと伝えられる。

 金正男氏をめぐっては、金正恩政権が発足した直後の2012年から「場所、手段を選ばず、正男氏を除去せよ」との指令が出されていたとされる。消息筋によると、中国に滞在する工作員に毒針が配布されたことも確認されたという。聯合ニュースは14日、正恩氏の帰国命令に応じなかったため殺害された、との元北朝鮮高官の見方を伝えた。

 金正男氏は1971年5月、金正日(ジョンイル)総書記の長男として映画女優の成ヘ琳(ソン・ヘリム)氏との間に生まれた。2001年には別人名義の旅券で日本に入国しようとし、成田空港で家族らと拘束され、強制退去措置となった。

 

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