金正男氏“暗殺”に「北偵察総局」関与浮上 次のターゲットに息子の名前も… (2/2ページ)

2017.02.16

2001年5月、強制退去のため北京行きの全日空機に乗り込む金正男氏と思われる男性=成田空港
2001年5月、強制退去のため北京行きの全日空機に乗り込む金正男氏と思われる男性=成田空港【拡大】

 正男氏の後ろ盾になっていたのは、13年12月に粛清された、おじの張成沢(チャン・ソンテク)氏とされ、張氏は中国との関係が深かった。そのため、正恩氏は中国政府と正男氏の関係に神経をとがらせていたという。

 北朝鮮に詳しい東京基督教大の西岡力教授が解説する。「数年前に北朝鮮内部から聞いた話では、中国が金正男氏を使って、金正恩政権を交代させようとしているという計画を持っていると正恩氏が疑っていたという。そういう計画があるのかどうか、国家安全保衛部に調べさせるなど、かなり正恩氏は神経を使っていたわけで、正男氏自身はそれほど権力を持っていないが、中国との関係で警戒していた」

 今回、正男氏殺害を指示したのが正恩氏として、殺害の手はほかの親族らに伸びるのか。韓国紙、朝鮮日報(日本語版)は14日、「正男氏の息子のキム・ハンソル氏らの身にも危険が及ぶ可能性があるとの見方が出ている」と報じた。

 西岡氏は「親族はほぼこれで整理されたといえるが、側近はさらに粛清される可能性はあるだろう。だから、以前から幹部たちは正恩氏の側近になりたがらず、外貨稼ぎの分野に行きたがっているといわれている」と指摘する。

 正恩氏の狂気がさらに惨事を招くことになるかもしれない。

 

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