【世界大炎上】毒殺現場、マレーシアの「深い闇」…正男氏と他国が仕組んだ「謀略」と話す関係者も (1/2ページ)

2017.02.17

マレーシアには不穏な空気が漂う=クアラルンプール国際空港(AP)
マレーシアには不穏な空気が漂う=クアラルンプール国際空港(AP)【拡大】

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 北朝鮮の金ファミリーの長男、金正男(キム・ジョンナム)氏が、マレーシアで暗殺されたという。メディアはどこもトップで伝えている。これでテレビ政局の主役の座、炎上ネタも交代だろう。

 昨年夏以降は「小池劇場」、並行して秋以降は「朴槿恵(パク・クネ)・崔順実(チェ・スンシル)劇場」と「トランプ劇場」が加わり、それぞれネタ切れを起こさないまま、「金王朝劇場」の骨肉の争いが加わる。しばらくは、目新しさもあって、王朝ドラマさながらの金一族ネタが繰り返し、擦り切れるまで流されるのだろう。

 洪水のごとく情報が流され続けるため、視聴者は北朝鮮について多くを知った気にさせられる。が、その実、肝心なことは何一つ知らされない。金一族のゴタゴタをいかに微に入り細をうがって知ったところで、日本にとって肝心かつ重要な、拉致事件や核・ミサイルの問題への理解にはつながらない。

 それどころか、連日の報道洪水で、「北朝鮮」と聞いただけで視聴者がうんざりするくらいに飽きさせ、肝心の問題への関心まで失ってしまうという逆の作用が働く。

 正男氏が死亡したのか否か、その真偽を筆者はまだ疑っているが、事実なら、その現場が「マレーシアの空港」であったことには驚かない。豊かでのんびりしたあの南国が、同時に非常に「深い闇」の部分を併せ持つことは、つかの間の東南アジア暮らしで知った。

 マレーシアはこれまで、北朝鮮絡みの件でよく名前の挙がる国ではあった。森喜朗政権時代、拉致被害者の横田めぐみさんを、日本人妻に化けさせて出国させる−というプランで北朝鮮と交渉したといわれる。その際、ご家族との再会の場所として想定されたのがマレーシアだったとの情報もあった。

 
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