正恩氏「暗殺リスト」妻まで標的か 正男氏VX毒殺主導「偵察総局」実態 (1/3ページ)

2017.02.27

朝鮮人民軍名誉儀仗(ぎじょう)隊を査閲する金正恩氏(中央)。李雪主夫人(左から2人目)や、おいのハンソル氏も「暗殺リスト」に掲載するのか(朝鮮中央通信=朝鮮通信)
朝鮮人民軍名誉儀仗(ぎじょう)隊を査閲する金正恩氏(中央)。李雪主夫人(左から2人目)や、おいのハンソル氏も「暗殺リスト」に掲載するのか(朝鮮中央通信=朝鮮通信)【拡大】

  • <p>キム・ハンソル氏とされる男性(共同)</p>

 北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長の異母兄、金正男(ジョンナム)氏の命を奪ったのは、猛毒のVXだったことが分かり、犯罪が国家ぐるみだったことがほぼ確実になった。専門家は、犯行を主導したとみられているのは北朝鮮の工作機関「偵察総局」の2つの部署だと分析する。正恩氏の命令一つで動く危険な集団。北朝鮮の次の標的となる「暗殺リスト」には、正恩氏の最も身近な人間まで名を連ねている恐れがあるという。

 VXは1950年代に英国、米国で開発された化学兵器用の神経剤。化学兵器禁止条約(CWC)では製造、保有、使用が禁じられているが、北朝鮮はVXを含む化学兵器を大量に保有しているとされる。

 気になるのは犯行に関与した者たちの素性だ。軍事アナリストの黒井文太郎氏は「北朝鮮の工作機関『偵察総局』には6つの部署があるが、正男氏の事件には『作戦部』と『対外情報部』が関係している」とみる。

 「作戦部は破壊工作を行う特別部隊だ。格闘訓練を受けた肉体派の隊員らで構成される。対して、対外情報部は海外でスパイ活動を行う部署だ。関与が疑われる大使館の2等書記官と、高麗航空の職員はここに所属していた者たちと思われる」(黒井氏)

 
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