中国でますます強まる習氏独裁 ナンバー2の李克強首相もクビか

2017.03.07

習国家主席(左)と李首相(右)の距離はいかほどか(ロイター)
習国家主席(左)と李首相(右)の距離はいかほどか(ロイター)【拡大】

 中国の全国人民代表大会(全人代=国会)で、習近平国家主席の独裁ぶりが極まっている。共産党で序列第2位の李克強首相も平身低頭で恭順の意を示したが、年後半に開かれる党大会でクビになるのではとの観測が強まった。

 「習同志を核心とする中国共産党中央の力強い指導の下、経済、社会の発展を推し進めた」。李首相は政府活動報告で「核心」を繰り返して習氏の功績をたたえた。

 忠誠を誓う李氏に対し、椅子に深く腰掛けた習氏は報告書を開くこともなく退屈そうな仏頂面。報告書を読み上げる前に習氏に向かってお辞儀をした李氏と「格の違い」を際立たせた。

 会議終了後も、習氏は李氏と言葉こそ交わしたが、握手もせずに足早に退場した。

 政府が1月に公表した2016年の国内総生産(GDP)発表資料でも、李首相がトップを務める国務院の表記が削除されるなど、首相の主管分野である経済政策からの排除はあからさまだった。存在感を失った李氏。習氏の信頼が厚い王岐山・党中央規律検査委員会書記または汪洋副首相と交代するとの見方も指摘されている。

 
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