米国連大使、北に最後通告 米中、正男氏息子を擁立視野…すでに逃亡・亡命先に入国か (3/3ページ)

2017.03.10

日米韓の国連大使がそろって北朝鮮を非難した=8日、国連本部
日米韓の国連大使がそろって北朝鮮を非難した=8日、国連本部【拡大】

 弾道ミサイルの発射に加え、猛毒の神経剤VXを他国で使用して、国家ぐるみで暗殺テロを実行したとなれば、米国による「北朝鮮の『テロ支援国家』の再指定」は避けられない。トランプ氏の「正恩氏排除」の決断を後押ししそうだ。

 注目のハンソル氏は、一体どこにいるのか。

 東京基督教大の西岡力教授は、動画を掲載した団体「千里馬民防衛」(チェオリマ・シビル・ディフェンス)が、ハンソル氏らの逃亡・亡命などに関係したのではないかとの見方を示し、次のように解説する。

 「正男氏と家族の韓国亡命の話が進んでいた−という情報を聞いた。国家情報院が『第3のルートで危険を通知していた』と語っていたが、このことかもしれない。黄長ヨプ(ファン・ジャンヨプ)朝鮮労働党書記の韓国亡命の際も、最初に民間団体が接触した。今回、北朝鮮が正男氏亡命を察知して、暗殺したのかもしれない。ハンソル氏の動画がネットに上がったということは、すでに逃亡・亡命先に到着したのだろう。北朝鮮と一番敵対している、韓国と米国が一番安全だ」

 ハンソル氏はかつて、「私はわが人民が飢えていることを知っている。彼らを助けるために何かをしたい」とネット上に書き込み、祖国・北朝鮮への思いを披露していた。今回公開された動画でも「私は金氏一家の1人だ」と明言している。

 動画を掲載した団体は、オランダ、中国、米国、匿名の第4の国から支援を受けていると説明している。

 トランプ氏率いる米軍が「正恩氏排除」を果たした後、米国や中国の後ろ盾を得て、ハンソル氏が北朝鮮再建のキーマンとなるのか。

 
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