朴氏暗殺の危機 罷免めぐり韓国世論分断…大統領府退去で証拠隠滅疑惑 06年には切りつけ事件も (1/2ページ)

2017.03.14

朴氏は12日、大統領府を去り、車窓から支持者らに手を振った(AP)
朴氏は12日、大統領府を去り、車窓から支持者らに手を振った(AP)【拡大】

  • <p>朴槿恵前大統領の自宅前に集まった報道陣=13日、ソウル(共同)</p>
  • <p>朴槿恵前大統領の自宅前で国旗を持つ支持者=13日(共同)</p>
  • <p>朴槿恵前大統領の自宅周辺で警備にあたる警察官=13日、ソウル(共同)</p>
  • <p>朴槿恵前大統領が自宅に戻ったことを報じる13日の韓国各紙(共同)</p>
  • <p>罷免が言い渡された後、韓国憲法裁判所近くで機動隊と衝突する朴槿恵前大統領の支持者。暴行を受けた共同通信のカメラマンが撮影した=10日、ソウル(共同)</p>

 韓国の憲法裁判所から罷免を言い渡され、失職した朴槿恵(パク・クネ)前大統領が12日、青瓦台(大統領府)公邸を退去し、ソウル市江南(カンナム)区三成洞(サムソンドン)の自宅に戻った。最高権力者から普通の人に戻った朴氏だが、韓国国内では憲法裁の罷免をめぐって世論が分断したままだ。警護がつくとはいえ、朴氏を暗殺などの危機が襲う恐れがないとはいえない。

 「検察が3月末から4月初めごろまでに朴氏の対面聴取を経て起訴まで終える方針を固めたならば、早ければ今週中に朴氏を出頭させる可能性もある」。13日にそう報じた聯合ニュースは、正当な理由なしに朴氏が出頭に応じない場合、「検察が逮捕状発付を請求するとの観測も一部ではある」と指摘した。

 失職の上、さらに逮捕・起訴の恐れもある朴氏は、こうした動きに不満を抱いているようだ。12日に関係者を通じて発表したメッセージでは「全ての結果については、私が負っていく」としながらも「時間はかかるだろうが、真実は必ず明らかになると信じている」と悔しさをにじませた。

 韓国紙、朝鮮日報(日本語版)の12日の記事では、元青瓦台の報道官だった閔庚旭(ミン・ギョンウク)議員の話として、朴氏の様子をこう伝えた。「朴前大統領に対して、元気を出してくださいと声を掛けたら『分かった』と言って涙を流していた。表情は明るかったが涙が流れていた」

 朴氏は10日の罷免決定後も公邸でさらに2泊したが、青瓦台内の証拠を隠滅するため、退去に時間がかかったのではとの疑惑も出ている。

 
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