韓国、倒閣内戦勃発も 文在寅大統領なら「赤化統一」の恐れ、保守派が「国民抵抗権発動」画策 (1/2ページ)

2017.03.15

朴氏の罷免決定後、機動隊と激しく衝突した「親朴派」ら=10日、ソウル(共同)
朴氏の罷免決定後、機動隊と激しく衝突した「親朴派」ら=10日、ソウル(共同)【拡大】

 韓国に「内戦」の危機もはらんだ不穏な空気が立ちこめている。朴槿恵(パク・クネ)前大統領の罷免を受けて行われる次期大統領選では、「従北」候補が最有力で、朝鮮半島の「赤化統一」の恐れがあるからだ。左派政権発足を見越した保守派からは早くも倒閣運動の声も上がっているという。今後の動き次第では、朴氏弾劾をめぐって生じた国家分断がさらに深まる恐れがある。

 朴前大統領をめぐる混乱はなお続いている。韓国警察庁は13日、罷免決定直後にカメラマンや機動隊員らを集団で暴行した「親朴派」の団体幹部や実行犯らを「必ず立件し、厳しく法的責任を問う」と述べた。集会では参加者3人が死亡した。

 保守派と左派の次の闘争の場は次期大統領選だ。現在、世論調査でトップに立つのは、最大野党「共に民主党」の文在寅(ムン・ジェイン)前代表だ。2位以下に10ポイントを超える差をつけている。

 その文氏について、 韓国紙、朝鮮日報(日本語版)は13日、社説でこう指摘している。

 「文氏は『当選すれば直ちに開城(ケソン)工業団地と金剛山(クングンサン)観光を再開する』と明言している。これらは国連による制裁に違反するのはもちろん、北朝鮮・朝鮮労働党の金正恩(キム・ジョンウン)委員長の息を吹き返させ、米国とも深刻かつ無用な対立を引き起こすだろう」

 北朝鮮南部の経済特区にある開城工業団地は2004年から韓国企業の工場が操業を始め、同工団での北朝鮮の収入は年間1億ドル(約115億円)に上るとされ、北朝鮮の核やミサイル開発に充てられている疑いがあった。16年1月に北朝鮮が核実験を強行したことなどを受け、韓国政府は同年2月、稼働の全面中断を北朝鮮に通告した。

 
今、あなたにオススメ
Recommended by

産経デジタルサービス

IGN JAPAN

世界最大級のビデオゲームメディア「IGN」の日本版がついに登場!もっとゲームを楽しめる情報をお届けします。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

「ソナエ 安心のお墓探し」では、厳選されたお墓情報を紹介! 相続、葬儀、介護などのニュースもお届けします。