米中会談中にシリア攻撃…世界騒然 トランプ氏、北朝鮮増長許した習氏を恫喝 笑顔なし、強い不満も (1/2ページ)

2017.04.08

やや硬い表情で初の首脳会談に臨んだトランプ米大統領(左)と中国の習近平国家主席=6日(ロイター=共同)
やや硬い表情で初の首脳会談に臨んだトランプ米大統領(左)と中国の習近平国家主席=6日(ロイター=共同)【拡大】

 ドナルド・トランプ米大統領と、中国の習近平国家主席による初めての首脳会談が6日午後(日本時間7日未明)、米フロリダ州パームビーチの別荘「マール・ア・ラーゴ」で始まった。2日間にわたる会談の焦点は、弾道ミサイルを発射し、6回目の核実験をチラつかせる金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長率いる北朝鮮への対応だ。トランプ氏は会談と並行して、化学兵器を使用したシリアへの攻撃を発表するなど「決断する大統領」を体現した。北朝鮮の増長を許してきた中国の責任も追及し、「斬首作戦」か「正恩氏亡命」かを迫る構えだ。

 「すでに長い時間議論したが、今のところ収穫はない。何も得ていない。ただ、友人にはなれた。今後も関係を発展させていく」

 トランプ氏は6日夜、習夫妻を招待した夕食会の冒頭、こうスピーチした。一部メディアは《親密さをアピールした》などと報じたが、これはトランプ流の牽制(けんせい)・恫喝(どうかつ)だろう。

 パームビーチに向かう大統領専用機「エアフォースワン」でも、トランプ氏は「われわれは長年、中国との間でひどい貿易を続け、不公平な扱いを受けてきた。会談では貿易について話すことになるだろう。もちろん、北朝鮮についても話すことになる」と記者団に語り、中国への強い不満をあらわにした。

 トランプ氏は写真撮影でも、あまり笑顔を見せなかった。安倍晋三首相を2月に迎えたときとは違っていた。

 ワシントン情勢に精通し、本紙で「ドキュメント永田町」を連載するジャーナリストの山口敬之氏は「トランプ流の交渉術だ」といい、続けた。

 「米中間には、貿易・為替問題や、中国の軍事的覇権主義による東・南シナ海問題など、懸案事項が多々ある。これらは双方に言い分があり、平行線になりかねない問題だが、北朝鮮問題は違う。中国は事実上の後見国であり、北朝鮮の核・ミサイル開発を放置してきた責任がある。トランプ氏は北朝鮮問題をカードにして、強い口調で習氏に要求するはずだ」

 首脳会談では、北朝鮮の核・ミサイル開発で緊張が高まる朝鮮半島情勢を協議する。米中両国が、北朝鮮の開発断念に向けて一致した対応を打ち出せるかが焦点だ。

 トランプ氏は2日付の英紙フィナンシャル・タイムズのインタビューで、中国が、北朝鮮の核・ミサイル問題で具体的役割を果たさない場合、「俺たち(だけで)でやる」と明言した。

 

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