「世界で2番目に空気が汚い」韓国、中国PM2・5飛来で“トバッチリ” 政治空白で文句も言えず… (1/3ページ)

2017.04.17

ソウル市がHPで発表している「大気環境情報」。画面はPM2.5による地域別の汚染度を示している日本語版。「悪い」を示すオレンジが結構多い
ソウル市がHPで発表している「大気環境情報」。画面はPM2.5による地域別の汚染度を示している日本語版。「悪い」を示すオレンジが結構多い【拡大】

  • <p>韓国の政治は朴槿恵前大統領の逮捕に発展。一方で、PM2.5による大気汚染も深刻な問題に=3月25日、ソウル(AP)</p>
  • <p>北京の公園で、汚れた空気から守るためマスクをして歩く女性たち(AP)</p>

 朴槿恵(パク・クネ)前大統領の逮捕で大騒ぎの韓国だが、国民の騒ぎとなっているのは政治にとどまらない。鳥インフルエンザや口蹄(こうてい)疫、さらに最近の韓国メディアは別の問題も取り上げるようになった。大気汚染だ。

 中でも問題視されているのは、中国では以前からいわれている微小粒子状物質「PM2.5」。朝鮮日報(日本語版)によると、今年に入ってから3月21日までの間に、韓国国内でPM2.5の警報と注意報に相当する「特報」が発令された回数は85回を数え、昨年の41回、一昨年の51回と比べてもはるかに多くなった。

 朝鮮日報はまた、3月21日朝のソウルの空気は一時、インドのニューデリーに次いで「世界で2番目に汚れていた」と報じた。「あくまで一時的だったとはいえ、北京よりもソウルの空気の方が汚れていたのだ」と。

 日本でもPM2.5問題がないわけではないが、汚染度は韓国のほうがはるかに深刻のようだ。

 PM2.5とはどういうものか。日本の環境省はウエブサイトで次のように説明している。

 (1)PM2.5とは、大気中に浮遊している2.5マイクロメートル(1マイクロメートルは1ミリの1000分の1。髪の毛の太さの30分の1程度)以下の小さな粒子のこと。

 (2)PM2.5は肺の奥深くまで入りやすく、呼吸器系への影響に加え、循環器系への影響が心配されている。

 韓国ではマスクや空気清浄機の販売が好調なのだという。朝鮮日報によると、インターネット通販大手のオークションの話として、3月21日からの1週間で粒子状物質や黄砂を吸い込むことを防ぐ「黄砂マスク」が前年同期の5倍以上の売れ行きをみせている。

 
今、あなたにオススメ
Recommended by

産経デジタルサービス

IGN JAPAN

世界最大級のビデオゲームメディア「IGN」の日本版がついに登場!もっとゲームを楽しめる情報をお届けします。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

「ソナエ 安心のお墓探し」では、厳選されたお墓情報を紹介! 相続、葬儀、介護などのニュースもお届けします。