中国の地方政府、北核問題で関係部局に「緊急通知」 中朝国境“24時間厳戒態勢”舞台裏 (1/2ページ)

2017.04.19

中朝国境付近を警戒する中国当局の車両。有事に備えていたのか 
中朝国境付近を警戒する中国当局の車両。有事に備えていたのか 【拡大】

 中国もようやく重い腰を上げたのか。北朝鮮の金日成(キム・イルソン)主席生誕105年の記念日(15日)を前に、中国当局が中朝国境に近い東北部で、放射性物質や化学物質の拡散を想定した緊急の24時間即応態勢を敷いていたことが分かったと18日付の産経新聞が報じた。

 6回目の核実験に踏み切る構えをみせる北朝鮮に対して米国が軍事圧力を強める中、朝鮮半島有事への強い危機感を中国側が抱いていた実態が浮かんだとしている。

 同紙によると、北朝鮮と国境を接する遼寧省内の地方政府が14日付で、北朝鮮の核問題に関する「緊急通知」を関係部局に出していた。

 その中では、北朝鮮で放射性物質や化学物質による「突発事件」が発生した場合に「わが国の環境安全と公衆の健康に影響や損害が生じる可能性がある」と指摘。上級部門の指示により即日、地方政府全体が「緊急待命状態」に入ることが明示されたという。

 
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