【iRONNA発】相次ぐミサイル発射、北軍事力の実態 ムスダン試射失敗のウラに中国の許可 (1/3ページ)

2017.05.29

平壌の朝鮮労働党庁舎前で新型ミサイル「火星12」の開発者らに手を振る北朝鮮の金正恩党委員長(右)。朝鮮中央通信が20日報じた(朝鮮通信=共同)
平壌の朝鮮労働党庁舎前で新型ミサイル「火星12」の開発者らに手を振る北朝鮮の金正恩党委員長(右)。朝鮮中央通信が20日報じた(朝鮮通信=共同)【拡大】

  • <p>鍛冶俊樹氏</p>

 金正恩(キム・ジョンウン)の暴走が止まらない。半島危機の真っただ中、北朝鮮は弾道ミサイルを相次いで発射した。圧倒的戦力差の米軍事作戦におびえ、もはや核開発しか生きる道のなくなった独裁国家はどこへ向かうのか。現状の戦力から北朝鮮の戦略的意図を読み解く。(iRONNA 鍛冶俊樹氏

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 北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長は、今年の新年の辞で「ICBM(大陸間弾道ミサイル)試射の最終段階にある」旨を述べた。また1月8日には北朝鮮外交部の声明で、ICBMは「最高首脳部が決心する任意の時刻に任意の場所から発射されるだろう」と述べたが、現時点まで発射された形跡がない。

 北朝鮮は2012年に人工衛星の打ち上げに成功しており、ICBMの基本的な技術は持っているはずだが、まだ実験すらしていない。つまり米国に届く長距離ミサイルが実戦配備されるには、今後数年を要するとみられる。

 米軍基地のあるグアム島を射程に入れた中距離弾道弾ムスダンは実戦配備されているとみられるが、昨年10月に試射され失敗に終わっている。ムスダンは中国製とみられることから、発射に際しては中国の許可が必要となるはずである。

 つまり、安全装置を解除するためには暗証番号を入力する必要があり、その番号はその都度、中国に聞かなければならない。正しい番号が入力されずに発射されれば、発射は失敗に終わる仕組みである。

 

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