韓国メディア、北ミサイルより大騒ぎ “ハイエナ”検察改革で懸念「『朴槿恵検察』を『文在寅検察』に…」 (1/2ページ)

2017.06.04

高支持率の背景には果断な改革姿勢も−。5月12日、仁川国際空港で記念撮影を求める職員らに囲まれる文在寅大統領(聯合・ロイター)
高支持率の背景には果断な改革姿勢も−。5月12日、仁川国際空港で記念撮影を求める職員らに囲まれる文在寅大統領(聯合・ロイター)【拡大】

 相次ぐ北朝鮮の弾道ミサイル発射にも慣れっこの韓国社会で、はるかに大きく扱われているニュースがある。左派、右派を問わず全国民から嫌われる存在−−検察だ。文在寅(ムン・ジェイン)新政権発足後、人事権を握る大統領府の担当秘書官に、検察を「ハイエナ」呼ばわりする学者が就任すると、検事総長が電撃辞任。タイミング良く内部スキャンダルまで発覚し、韓国メディアは大騒ぎに。多難な船出の新政権にとっては国民の批判を振り向ける格好の対象となり、検察改革への厳しい姿勢が高支持率につながっている。(外信部 時吉達也)

 ■捜査終結直後に「謝礼」?

 朴槿恵(パク・クネ)前大統領を起訴し、国政介入事件をめぐる一連の捜査が終結したわずか4日後の4月21日。事件の捜査担当者と、捜査を受ける側だった人物の間で、100万ウォン(約10万円)の入った封筒が受け渡しされた。

 出席者は、検事総長の有力候補が務めるソウル中央地検長と、検察人事などを所管する法務部(法務省)の検察局長。韓国検察内で「ビッグ4」とも呼ばれる有力者に含まれる2人と、それぞれの部下たちだった。

 検察局長は一連の国政介入疑惑が浮上した昨夏以降、後に在宅起訴される大統領府の担当秘書官と1000回以上も通話していたことが発覚。捜査対象となったが立件されなかった。

 この局長が地検の捜査チーム6人に70万ウォンから100万ウォンを、地検長も検察局の後輩2人に100万ウォン入りの封筒を「激励金」として手渡したのだ。左派紙のハンギョレが今月15日、「適当に捜査を切り上げたことへの謝礼金か」と報道。2人は辞表を提出したが受理されず、監察による調査が進められている。

 
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