原口総務相500万円記載漏れ 労組献金「訂正する」

2009.10.03

 原口一博総務相が代表を務める政党支部「民主党佐賀県第1区総支部」が昨年10月、NTT労働組合の政治団体「アピール21」(東京)から500万円の寄付を受けながら、平成20年分の政治資金収支報告書に記載していないことが分かった。

 先月30日に総務省が公開した20年分の政治資金収支報告書によると、アピール21は昨年10月、佐賀1区総支部へ500万円を寄付。一方、佐賀県が公表した総支部の20年分の収支報告書(同県所管分)には寄付の記載がなかった。寄付を受けながら記載しなかったとすれば、政治資金規正法に抵触することになる。

 原口総務相の事務所は「アピール21からの寄付500万円を『原口一博後援会』の寄付として計上していた。記載ミスで、急いで訂正する」としている。

 原口総務相は先月、自公政権が22年に検討を行うとしたNTTの再編論議について、「企業を切り刻むことを改革とするのは2周遅れの考え方。自公の枠組みで行う考えはない」と表明、再統合もありうるとの認識を示唆した。NTT以外の通信業界からは警戒の声も上がっている。