小沢ニヤッ…えっ〜まさかこれで幕引き? 再聴取見送り

2010.01.28


小沢一郎氏【拡大】

 民主党の小沢一郎幹事長の資金管理団体「陸山会」の土地購入事件で、東京地検特捜部は28日までに、小沢氏に対する2回目の聴取を見送る方針を固めた。小沢氏に対する捜査は、終了ということなのか。

 関係者によると、特捜部は小沢氏の供述に疑問点はあるものの、事件に対する同氏の主張をまとめた供述調書を作成したことで、任意聴取の目的を果たせたと判断。また、聴取に再度踏み切った場合の政治的影響が大きいことへの懸念も配慮したとみられる。

 特捜部は今月23日、市民団体から告発を受けたため、黙秘権を告知したうえで被疑者(容疑者)として約4時間半にわたり小沢氏を聴取。調書2通を作成した。小沢氏は政治資金収支報告書の虚偽記載への関与を否認し、ゼネコンからの裏献金受領も全面否定した。

 このため、特捜部は小沢氏の主張を踏まえ、衆院議員の石川知裕容疑者(36)らの拘置期限の2月4日に小沢氏への告発についても刑事処分を決めるか、その後も捜査を継続するかについて、近く判断する方向だ。

 こうした中、聴取の際に小沢氏が説明した内容に、矛盾点が発覚した。

 小沢氏は07年の会見で、「土地購入時に交わした」とする確認書を示し「私自身が作成している」と説明していたのだが、特捜部の聴取に対し、「本当に私は知らない」と供述していたというのだ。日本テレビが報じた。

 この確認書は土地購入時ではなく、会見直前に作成されたことが特捜部の調べで判明しており、特捜部は小沢氏の説明が変遷した理由を慎重に調べている。

 元最高検検事の土本武司氏は「小沢氏は告発を受けており、23日の事情聴取は本人の弁解を聞くというもので、ここはおかしいという追及的な尋問はなされていないはず。言いたいことを言わせて調書化し、逮捕された秘書の供述や証拠との矛盾点を洗い出している。すでにこの事情聴取で十分だと判断している可能性もある。いずれにせよ、捜査は終わったわけではない」と話している。

 

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