安倍政権に“TPP爆弾”直撃! 農協の不気味な動き、参院選後「安倍降ろし」も (1/2ページ)

2013.06.13


安倍晋三首相【拡大】

★鈴木哲夫の核心リポート

 安倍晋三政権に、株価の乱高下とともに、「TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)爆弾」が忍び寄りつつある。参院選公示(7月4日予定)まで1カ月を切るなか、自民党の支持団体だったJA(農業協同組合)側が不気味な動きをしているのだ。参院選後の「安倍降ろし」まで示唆する農水族議員らの動向を、ジャーナリストの鈴木哲夫氏が暴いた。

 JAの政治団体「全国農業者農政運動組織連盟(全国農政連)」は6日、参院選推薦を決める幹事会を開いた。ところが、47都道府県の約半分しかリストが上がってこない、異例の事態となった。

 混乱の理由は、もちろんTPPだ。農政連幹部はいう。

 「地域事情や人間関係もあるが、根底にあるのは『手のひら返しへの不信感』みたいなもの。今は選挙前だから、自民党も『交渉次第では撤退も辞さない』と言っているが、これまでも農業分野は自由化を強いられてきた。『最後は米国に押し切られるのでは』という不安が常にある」

 そのためか、先の幹事会では、民主党の岡崎トミ子氏(宮城)と羽田雄一郎氏(長野)、みどりの風の舟山康江氏(山形)、生活の党の佐藤公治氏(広島)という、野党候補4人の推薦が決まった。

 こうした情勢に、自民党農水族もうごめいている。

 前出の農政連幹部によると、ある支部の懇親会に農水族議員が参加し、「今は選挙前だからおとなしくしているが、選挙が終わったら一気に党内で反対運動を展開する。安倍首相と方向が違うなら刺し違える覚悟だ」と、「安倍降ろし」にまで言及したという。

 農業団体票は、参院選で31ある改選1の1人区で当落に大きな影響を与える。自民党は1人区で圧勝して、6年ぶりとなる過半数勢力の回復を目指しており、農業団体票の動向は無視できない。

 自民党は公約原案の中で「重要5品目の聖域を最優先し、確保できない場合は脱退も辞さない」と明記し、まだ推薦を決めていない農政連支部に対して支持を訴えてはいるが、農政連幹部はいう。

 

注目情報(PR)

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

実践で使える英会話を習得!業界最高峰の講師がサポートします。毎日話せて月5000円《まずは無料体験へ》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

サンスポ予想王TV

競馬などギャンブルの予想情報を一手にまとめたサイト。充実のレース情報で、勝利馬券をゲットしましょう!