細野氏、“反海江田“へ 党内には不満が鬱積 混乱に拍車

2013.07.24

 参院選惨敗の責任は細野豪志幹事長だけか−。民主党執行部は23日の党役員会で海江田万里代表の続投を了承した。執行部に距離を置く勢力にも、惨敗の責任が降りかかり、公然と「海江田降ろし」を仕掛ける動きはない。それでも、党内には細野氏の辞任に合わせて海江田氏の責任問題を問う声が出てきそうだ。党内の混乱は収まりそうにない。(坂井広志)

 23日午後に党本部で行われた党役員会。辞意を訴える細野氏に、他の役員は必死で止めにかかった。

 「昨年12月に代表、幹事長が決まったときから、こういう結果になり得るのは分かっていたんだから…」

 「選挙の度にコロコロ代えていては『民主は何をやっている』と言われる…」

 だが、「細野氏は気持ちが止められない様子だった」(出席者)という。

 役員会では、菅直人元首相に対する「しかるべき処分」を求める声が続出した。党倫理規則によると、「処分」には(1)党員資格停止(2)離党勧告(3)除籍−しかなく、党東京都連には除籍を求める声が多い。細野氏も記者団に「厳しい声を踏まえ対応する」と語った。

 細野氏はさらに、海江田執行部への批判も口にした。政策面では「変更が迫られるものがある」として、党が容認していた永住外国人地方参政権付与を挙げ、「みんなの党や日本維新の会の中で私たちの考え方と接点のある人が見えてきた」と野党再編に積極姿勢を示した。

 執行部は、海江田氏への批判が広がらないよう必死だ。同氏を支える大畠章宏代表代行のグループは22日の会合で、同氏の続投支持を早々に確認した。

 「ポスト海江田」候補とされる野田佳彦前首相(千葉)、岡田克也前副総理(三重)、前原誠司前国家戦略担当相(京都)、安住淳元財務相(宮城)、枝野幸男元官房長官(埼玉)、玄葉光一郎前外相(福島)の「6人組」は沈黙している。野田氏を除きいずれも地元の選挙区で公認候補が落選し、参院選の責任を執行部に押しつけられない苦しい事情を抱える。

 それでも、海江田執行部への不満は鬱積している。海江田氏を支える面々には、労組系議員が少なくないからだ。非労組系議員はこう訴えた。

 「組合系は『責任を取ったら6人組に主導権を奪われる』と思っている。だが今のまま海江田体制でいったら全員、次期衆院選で死ぬ。もう解党だ!」

 

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