【解剖・維新の会(中)】奇襲、辞意表明…橋下氏が抱える憂慮とは? (1/2ページ)

2013.07.29


執行役員会に臨む日本維新の会の橋下徹共同代表、石原慎太郎共同代表ら=27日午後、東京・赤坂の国会議員団本部【拡大】

 大阪側が仕掛けた“奇襲”は、筋書きのないドラマだったのか、それともシナリオ通りの展開だったのか。27日午後、東京・赤坂の日本維新の会国会議員団本部で開かれた執行役員会。共同代表の橋下徹、幹事長の松井一郎が申し出た辞意は、東京側の国会議員団幹部らの強い反対で撤回され、続投が決まった。

 冒頭の写真撮影が終わり、記者団を退席させた後に始まった会議。最初に辞意を口にした松井に続き、隣に座る橋下が発言した。

 「来年秋に想定される大阪都構想の是非を問う住民投票に専念したい。形式的に共同代表にとどまるのは、私の生き方としてつらい」。政調会長の大阪府議会議長、浅田均まで「一蓮托生(いちれんたくしょう)です」と同調した。

 「橋下君が辞めたら僕は死んでしまう」。共同代表の石原慎太郎が焦りをみせ、東京側の幹部らも「党に欠かせない存在だ」などと次々と慰留した。「維新は最後は多数決で決める政党だろ」。東京側幹部の提案で挙手が求められ、辞任反対が多数を占めた。

 「そういうことなら、これからも全力を尽くします」。橋下は最終的に折れたが、自身が国会議員でないことを強調し「これは絶対マイナスになる。(形式的な代表続投は)禍根を残しますよ」と忠告。だが、石原が半ば強引に引き取り、最後は石原の音頭で、1度だけ手をたたく「関東一本締め」でお開きとなったが、拍手の音はまばらだった。

 

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