【野党戦線異状アリ】時代は共産党?−本質は革命政党「政権とれない」安心感も (1/2ページ)

2013.08.05

 今回の共産党躍進の理由はどこにあるのか。選挙事情に詳しい永田町関係者はこう分析する。

 「昨年の衆院選で日本維新の会を支持した人が共産党に流れたケースが多かった。“右”から“左”への急旋回だが、そうした人はインテリ層によくみられる。まさか共産党が政権をとれるわけがないという『安心感』も、そんな投票行動につながった」

 「自民への対抗軸」として期待された野党が自滅した際、共産党が瞬間風速的に浮上することは、これまでの選挙の歴史が証明している。

 平成10年の参院選。橋本龍太郎首相(当時)の恒久減税発言に批判が強まる中、離合集散を繰り返す野党への不信感から共産党に無党派層が一点集中した。

 だが今回の参院選での成果は必ずしも、“漁夫の利”だけではなかった。

 東京、大阪、京都の各選挙区で当選した3人のうち2人は30代。戦力の「若返り」だ。党員の高齢化に伴って先細る党勢を巻き返そうと若年層の党員獲得に躍起になってきたが、「やっと若手の人材が育ち、戦略の効果が表れてきた」(党幹部)という。

 昨年の衆院選選挙区で擁立した299人の候補者のうち30代は51人で17%。今回の参院選ではさらに新陳代謝が進み、選挙区の候補者46人のうち30代は12人。4人に1人は30代という計算だ。ちなみに自民党の選挙区候補49人のうち30代は6人で12%余りだ。

 今回の参院選で導入されたネット選挙解禁も追い風にした。「今までの支持者層とはまた別の新しい層にも訴えが浸透していった実感がある」。東京選挙区で当選した吉良佳子参院議員(30)はそう語る。

 

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