【政界キーマンたちの夏】海江田氏「4つの爆弾」で民主は分裂含み 輿石氏院政で小沢氏と合流も (2/2ページ)

2013.08.14

 第3は、安愚楽牧場事件をめぐり、海江田氏が経済評論家時代に書いた記事を読んで出資し、損害を受けたとして、出資者が賠償を求める訴えを東京地裁に起こしていること。海江田氏の信頼が崩れつつある。

 第4は、「海江田降ろし」を仕掛けようとした細野豪志前幹事長の存在。細野氏は、日本維新の会の松野頼久国会議員団幹事長と、みんなの党の江田憲司幹事長らと、野党再編を視野に公然と勉強会を立ち上げた。海江田氏は何のブレーキもかけられていない。

 ただ、政治アナリストは「海江田氏にとって、細野氏らが前原誠司元外相らと新党を模索するのは好都合では。不都合な勢力を追い出す口実にもなる。輿石院政の下で、電機労連の大畠章宏幹事長と郡司参院会長と手を携えて労組系をまとめ、生活の党の小沢一郎代表や、みんなの党の渡辺喜美代表らと合流するつもりではないか」と語る。

 海江田氏は12日、東北北部での豪雨災害後、安倍晋三首相がゴルフを楽しんだことを、「ゴルフをするなとは言わないが、タイミングがある。死者が出て、まだ行方不明の方もいる」と批判した。大畠氏も同様の発言をしており、現執行部として政権批判の材料にする狙いのようだ。

 「輿石院政」や「小沢復活」に反対する反海江田派は、当面は静観する構え。民主党は年末に向けて、「海江田・輿石派」と「細野・前原派」で、分裂含みで動きだす可能性が強まっている。(田村建雄)

 

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