【新春特別対談】高市氏×山谷氏「日本の技術に世界が注目」

2014.01.08


高市氏と山谷氏は、安倍外交について語り合った【拡大】

★(2)

 ──安倍晋三政権になって、日本の国際的地位も高まりました

 自民党の高市早苗政調会長「私が最もうれしく思うのは、積極的な首脳外交の展開です。『自民党政権公約2012』に書いた『インフラ・システム輸出』や『国際資源戦略』に道筋を付けました。例えばシェールガスの調達など、明るい光が見え始めています」

 同党の山谷えり子参院政策審議会長「実は私、参院自民党の政審会長としての名刺を、日の丸入りの英語版に作りなおしたんですよ」

 ──見せてください

 山谷氏「どうぞ(笑)。外国から政府関係者やビジネスパースン、観光客などの来日が確実に増えています。私は2013年6月まで参院ODA特別委員会委員長を務め、ブータンやミャンマー、スリランカなどを訪問しましたが、いずれも日本への注目度は非常に高かったです」

 高市氏「詳しく教えてください」

 山谷氏「印象深かったのは、ブータン国王のジウミ・ケサル・ナムゲル・ワンチュク陛下とお会いしたときの話です。陛下は、日本人のもの作りを紹介するテレビ番組を見て、『一心不乱に指先に魂を込める姿に、とても心を打たれた』と感想を披露されました」

 高市氏「日本人の素晴らしさが世界に広まることは、誇らしいですね」

 山谷氏「日本の優秀な技術やノウハウは世界中が求めています。安倍首相は就任後、道路や港湾などインフラ作りのODAにプラスして、交通システムや運営のノウハウ、メンテナンスなどをパッケージで、アジア・アフリカ諸国に紹介、売り込んでいます」

 ──安倍首相の外交日程は突出している

 山谷氏「そうしたトップセールスを安倍首相は1年間で25カ国で行いました。首脳外交は120カ国以上。『日本が持つ能力・技術で、世界のみなさんに幸せになってほしい』という願いを込めて。同時に、世界の成長力を取り込んで日本も成長していく。そういう歯車がうまく回転しはじめています」

 高市氏「安倍首相は政治理念がはっきりしています。国家経営目標がしっかりしているので、党側としても政策が作りやすい。私は滅多に首相と会わないし、電話やメールでのやりとりが多い。それでも党の政策立案が活発なのは、首相が何を考えておられるのかが、皆の心にストンと入ってくるからです」

 山谷氏「確かに、そうですね」

 高市氏「安倍首相は、昨年1月の施政方針演説で『一身独立して一国独立する』とおっしゃいました。福沢諭吉先生の言葉で、個人が独立してこそ、初めて国が確立されるという意味です。民主党政権のバラマキ政策は『国からいくらもらえるのか』『もらえるものはもらわないと損』といった過剰な依存心を煽りました。でも、この1年で日本人の意識が変わってきたと感じます。『他人の負担を増やしてでも自分だけは得をしよう』という方は減ってきたと思います」(取材・構成 安積明子)

 ■高市早苗(たかいち・さなえ) 1961年生まれ。神戸大学経営学部卒業、松下政経塾卒塾、近畿大学教授を経て、93年に衆院議員初当選。衆院文科委員長、通産政務次官、経産副大臣、科学技術担当相などを歴任。現在、衆院議員6期目(奈良2区)。12年12月、自民党政調会長に就任する。

 ■山谷えり子(やまたに・えりこ) 1950年生まれ。聖心女子大学卒業後、新聞記者やテレビキャスターなどを経て、2000年に衆院議員初当選。04年に参院議員に転身し、内閣府大臣政務官や首相補佐官を歴任。13年10月、参院自民党政審会に就任する。

 

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