【都知事選を終えて 日本はどこへ行く】細川&小泉氏の敗北、ポピュリズム政治の終焉か 次期衆院選を視野に政界再編 (1/2ページ)

2014.02.13


細川氏(右)と小泉氏の都知事選での敗北は、ポピュリズム政治の終焉となるのか【拡大】

★(2)

 「細川逆転見えた」と報じたマスコミもあったが、細川護煕元首相は最初から2番手ですらなかった。世論調査でも、舛添要一元厚労相のリードは一致していた。2位は、元日弁連会長の宇都宮健児氏か、細川氏かでまちまちだったし、この2人と元航空幕僚長、田母神俊雄氏の差もそれほど大きくなかった。

 にもかかわらず、マスコミが「舛添vs細川」の構図に沿って報道を続けたことこそアンフェアだ。

 首長選挙では、3位以下という印象を与える報道をされると、戦いは苦しい。まして、「細川氏による逆転の可能性大」とか「反原発候補として細川氏に一本化する動きがある」という記事は、報道機関としてのモラルに反するものだった。

 細川氏は「争点隠しが痛かった」というが、原発問題は、都政の権限でもなく、世論調査でも最大の関心事でないことが明らかだった。細川氏以外にこれを公約の最重点事項とした候補もいなかった。それなのに、「原発の是非を問う選挙」という報道があったことこそ、細川氏に肩入れしたもので、著しく不適切な報道姿勢というべきだ。

 選挙報道が低調だったことすら舛添援護ともいうが、細川氏の後出しジャンケンと、当初の討論番組への出演拒否こそがその原因だ。

 このように、マスコミから有利に扱われたのに、細川氏は、宇都宮氏にすら敗れた。社会福祉も、地震対策も、東京五輪も、原発に比べれば重要でないという不真面目な候補者を、有権者が厳しく拒絶したのである。これで、小泉劇場以来のポピュリズムの終焉となることを望みたい。

 

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