「当たり前」の感覚がマヒしている防衛省 (1/2ページ)

2014.04.08


東京都新宿区の防衛省【拡大】

 「武器輸出3原則」が撤廃され、わが国の防衛産業を縛ってきた武器禁輸の方針が、目立つ格好で転換をすることになった。

 「目立つ」というのは、これまでも例外化を重ねてきたことや、民主党政権下で、すでに国際共同開発・生産への参加と、人道目的での装備品供与を解禁する官房長官談話が出ていた。こうしたことから、ある程度の素地が、形成されていた側面もあるからだ。

 北澤俊美防衛相(民主党)のころ、それまで国際活動において現地で求められても施設器材などの装備品提供ができないといったことなどについて、北沢氏が「当たり前の感覚ですべきだ」という姿勢で臨んだ成果だと語る関係者は多い。

 今回は、それをさらに明確にした形で、政治・外交的な意味は大きい。

 「当たり前」と言えば、ある行政機関の関係者から、こんな指摘を聞いたことがある。

 「防衛省は当たり前の感覚がマヒしているのではないか?」

 当事者たる自衛隊では気付かないかもしれないが、当たり前ではないことが数多くあるという。

 「例えば、『不具合が生じたから急いで直してくれ』と言われれば、どんな企業でも飛んでいきます。そこで、どこがどの程度悪いのかじっくりと見るわけですが、耳を疑ったのは、この時の作業は経費として認められないのです」

 担当の裁量にもよるだろうが、契約をしていないのに工数を認めることはできないというのだ。これは「契約前修理」呼ばれている。

 

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