【国境の島を守れ!!】竹富町、ルール無視の教科書採択 県教委の傲慢さが尖閣防衛に影響 (1/2ページ)

2014.04.11


下村博文文科相は「明らかな違法状態。大変遺憾」と不快感を示した【拡大】

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 「教科書は内容が問題だ。AからBへというわけにはいかない」

 沖縄県竹富町教育委員会の慶田盛安三(けだもり・あんぞう)教育長は3月14日、険しい表情でこう語った。文部科学省が同町に対し、中学校公民教科書を採択し直し、現在使用している東京書籍版から育鵬社版に変更するよう「是正要求」を出したのだ。

 地方自治法によって、町は是正要求に従う法的義務がある。しかし、竹富町が応じる気配はない。

 発端は2011年にさかのぼる。八重山採択地区(石垣市、竹富町、与那国町)が共同で使用する中学校教科書の選定作業で、3市町で構成する協議会は育鵬社版を決定した。石垣市と与那国町は協議会の決定通り、育鵬社版を採択したが、竹富町のみ、以前から採択している東京書籍を引き続き採択した。

 育鵬社版は、尖閣諸島が日本固有の領土であることを詳述し、自衛隊の役割も高く評価している。東京書籍版には尖閣の記述がわずか2行程度。自衛隊も憲法違反を疑う声があると記述している。

 竹富町は、育鵬社版を嫌い、東京書籍版に固執したのだ。

 しかし、教科書無償措置法では、採択地区内では同一の教科書を使用することがルールである。教科書選定機関である協議会が育鵬社版を選んだのだから、竹富町も従うのが筋だ。文科省は県教育委員会を通じ、竹富町を指導し続けてきたが、県教委も町も従わなかったため、是正要求に踏み切った。

 竹富町は「教育への政治介入だ」と反発した。そして、それを援護射撃したのが、何と中国メディアだ。「育鵬社版は日本の侵略戦争を美化する教科書で、是正要求は安倍政権の歴史修正主義の表れだ」と批判した。

 

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