【名言か迷言か】罠にかかった中国 シャングリラ対話講演に込めた安倍首相の深謀遠慮 (1/3ページ)

2014.06.09


 「アジア安全保障会議」の講演後、中国側出席者(手前)から靖国神社参拝について質問を受ける安倍晋三首相=5月30日、シンガポール(共同)【拡大】

 「昨年、私は靖国神社を参拝した際、コメントを述べました。その際、国のために戦った方々のために手を合わせる、ご冥福をお祈りするのは世界共通のリーダーの姿勢であると。私もその意味において『御霊安かれなれ』と手を合わせたと申し上げました」

 「同時に私はこう申し上げました。私は20世紀は、まさに多くの方々が戦禍に苦しんだ時代であったと。二度と再び人々が戦禍に苦しむことのない平和な時代をつくっていくために、全力を尽くしていくという意味において、不戦の誓いをしたところでございます」

 「同時に、私は何度も申し上げていることでありますが、日本は戦後、先の大戦に対する痛切な反省の上に立って、今日の平和な国をつくってきた。そして、自由で民主的な日本をつくってきたわけであります」

 「基本的な人権を守り、法を順守する日本をつくってきた。そのことに誇りを感じているところでありますし、ひたすら平和国家としての歩みを進んできた日本は、これからも平和国家としの歩みを進めていく。これは皆さまの前ではっきりと宣言しておきたいと思います」

 5月30日にシンガポールのシャングリラ・ホテルで開かれたアジア安全保障会議(シャングリラ対話)。安倍晋三首相は、基調講演後の質疑応答で、軍服姿の中国軍関係者が英語で「首相は靖国に参拝したが、日本軍に殺された何百万人もの中国、韓国人の魂にはどんな姿勢を表明するのか」と質問してきたのに対し、懇切丁寧に自身の思いを説明した。

 首相が話し終えると、会場からは大きな拍手がわき起こった。首相の主張への賛同者の多さとともに、東シナ海や南シナ海で傍若無人の振る舞いを繰り返す中国への嫌悪感の広がりを象徴する場面でもあった。

 

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