日本もしっかり持っている「勝負球」エンジン技術 (1/2ページ)

2014.06.17


「IHIそらの未来館」に展示されている日本初の実用ジェットエンジン「ネ20」(昭島市提供)【拡大】

 わが国の戦闘機について語られるとき、よく「日本はエンジン技術が弱いから…」米国などに勝てないのだ、などという持論を展開する人が少なからずいる。だが、どうもここには、そのように思い込まされる意図が働いているような気がしてならない。

 世界のエンジン市場を見渡してみると、米国のGE社、同国のプラット・アンド・ホイットニー社、英国のロールス・ロイス社が3強といわれ、世界の7割強のシェアを持っているという。

 わけてもジェットエンジンは戦略的工業製品として、世界各国の軍や民間に輸出されている重要アイテムである。わが国においては、これをIHI(かつての石川島播磨重工業)が主に担い、日本のジェットエンジン売上高の7割近くを占め、他の追随を許していない。

 これは、わが国の世界的な位置付けや産業、技術力、また外交・安全保障上も極めて重要なポイントである。米英がいわば「勝負球」にしている物を、日本もしっかり持っているということなのである。

 「数少ない作れる国の1つであるのに、技術がない、弱い、と思い込んでいるんです」と関係者は苦笑する。

 これは、かねて述べているように、敗戦に伴い、日本の航空技術一切を封印するため、GHQにより「航空禁止令」が出され、徹底的に押さえ込まれたことから「出るくいは打たれる」という感覚が、日本人にまだ浸透していることもあるのかもしれない。

 

注目情報(PR)

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

実践で使える英会話を習得!業界最高峰の講師がサポートします。毎日話せて月5000円《まずは無料体験へ》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

サンスポ予想王TV

競馬などギャンブルの予想情報を一手にまとめたサイト。充実のレース情報で、勝利馬券をゲットしましょう!