GPIF改革、塩崎厚労相vs年金局の綱引き次第 (1/2ページ)

2014.10.21


塩崎厚労相は、社会保障審議会の年金部会であいさつした=15日午後【拡大】

 10月15日、塩崎恭久厚労相の諮問機関、社会保障審議会の年金部会(会長=神野直彦東京大学名誉教授)が開かれた。焦点の年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF。理事長=三谷隆博元日銀理事)の組織・運用改革が論議された。

 塩崎厚労相は冒頭のあいさつで「GPIF改革はアベノミクスの最重要改革の1つだ」と強調した。なぜ今、約130兆円保有する世界最大の年金基金GPIFの改革が焦点になっているのか。

 アベノミクスの成否のカギを握るのは、東京株式市場の日経平均株価である。

 首相官邸5階の首相執務室の壁には、日々推移する株価・為替の電光板が掲げられているほどだ。

 「株価が政権の命綱」と言われて久しい。だが、先週の10月14日には2カ月ぶりの安値を記録、1万5000円割れした。

 そうした中で、外国機関投資家が注目するのはGPIF改革の一環である資産運用比率の変更である。

 具体的にはGPIFが保有する国内株式比率17%の20%引き上げを期待しているのだ。1%の引き上げで市場に約1兆3000億円流入する。

 仮に20%に引き上げられれば、総額4兆円のカネが市場に投資されることになるのだ。

 そして海外のヘッジファンドや機関投資家が、東京株式市場を投資対象として好ましいと判断して「日本買い」に向かう。

 

注目情報(PR)

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。