みんなの党、結党から5年で雲散霧消 渡辺前代表は存続にこだわるが…

2014.11.19


みんなの党の相関図【拡大】

 みんなの党は、野党再編を志向する浅尾慶一郎代表と、安倍晋三政権への協力姿勢を崩さない渡辺喜美前代表の路線対立が収まらず、結党から5年で解党する方向になった。衆院8人、参院12人の所属議員が模索する身の振り方はバラバラで、雲散霧消しそうだ。

 「ここから出ていけ、この野郎!」

 国会内で18日に開かれた党役員会。意見を述べようと部屋に入った渡辺氏に近い三谷英弘衆院議員を、浅尾氏を支える水野賢一幹事長が怒鳴りつけた。ケンカ別れを象徴するシーンだ。

 役員会は紛糾したが、解党を決める両院議員総会を19日に開くことが多数決で決まった。

 民主党や維新の党を巻き込む形の野党再編を念頭に置く浅尾氏は役員会後、「党がまとまって政界再編の方向に動けないなら解党はやむを得ない」と記者団に語った。

 一方、党の存続にこだわる渡辺氏は「国会議員の都合で決めるのは手続きが間違っている」と指摘し、党大会の開催を主張したが、同調者は広がりを欠いている。

 さらに、浅尾、渡辺両氏と距離を置く松沢成文参院議員は、解党後に新党の立ち上げを模索する考えを表明した。次世代の党との連携が念頭にあり、5人以上が参画するとみられる。

 地方議員も同党に愛想を尽かした。

 同党所属の蔦田恵子・滋賀県議は18日、浅尾氏が民主党との連携を視野に入れている点を挙げ、「選挙に勝つ手段としてはありなのかもしれないが、(両党間の)政策の協議が見えてこず、ついていけない」といい、離党の意向を表明した。

 

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