土俵際の渡辺喜美氏、親族が“涙のお願い”連発 8億円問題が… 栃木3区 (2/2ページ)

2014.12.09


《表の見方》 △は「優勢」、▼は「あと一息」(本紙分析)。 ※自=自民党、共=共産党、無=無所属【拡大】

 「これまで味方だった複数の地元議員が自民党候補の支援に回ったほか、長く渡辺氏を応援してきた津久井富雄・大田原市長も相手側に去った。先代から続く後援会組織も高齢化し、組織力の低下が著しい」(同)

 今年3月に発覚した化粧品会社会長からの8億円借入問題と、選挙直前の解党騒動によるイメージ悪化も深刻だ。

 支援者の主婦(70)は「8億円の件で、いまだに納得できる説明をしてもらっていない」と不満を口にする。美智雄氏の代から支援してきたという自営業の男性(72)は「無所属じゃ、何もできない。ただの給料取りになっちゃうからねぇ。昔からのファンも大勢いっけど、今回ばかりは難しいんでないの」と話した。

 ただ、渡辺氏は地道な「どぶ板」で手応えもつかんできている。

 大田原市内で遊説中の渡辺氏を直撃すると、「直接(有権者と)お話しすると反応がいい。支持が回復しつつある」と自信をのぞかせた。

 地元集会では、自民党時代に撮影した安倍晋三首相とのツーショット写真を披露するなど、安倍政権との蜜月ぶりを強調する。「アベノミクスじゃなくてナベノミクス」などと、自分がアベノミクスの考案者であるという“独自の主張”を繰り返した。

 出陣式で、渡辺氏は「党は消えても喜美は消えず」と豪語した。その言葉通り、土俵際で踏みとどまれるのか。 (安里洋輔)

 

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