野党幹部、正念場… 民主ツートップ撃沈なら「代表降ろし」も

2014.12.14


※△は「やや優勢」、▼は「やや劣勢」、無印は「苦戦」(夕刊フジ分析)【拡大】

 14日に投開票される衆院選は、野党候補が軒並み苦戦を強いられているが、歴戦のベテランである党幹部も例外ではない。自身の議席を守り抜いたとしても、選挙結果が低調だったことへの責任論の浮上は避けられず、選挙戦後も正念場は続きそうだ。

 「この日曜日を期して“一党独裁”の政治が実現したら、緊張感もへったくれもない。維新もふつつか者ですけど、自民党に緊張感を持たせる議席ぐらいはいただけないでしょうか…」

 維新の党の江田憲司共同代表は12日午後、東京・浅草の雷門前での街頭演説で、珍しくこんな弱気な一面をのぞかせた。

 無理もない。維新を含む野党各党は、別表の通り、幹部クラスでさえ厳しい戦いを強いられているのだ。

 維新は松野頼久代表代行(熊本1区)や、柿沢未途政調会長(東京15区)らも自民党候補に先行を許している。江田氏はこの日、柿沢氏の選挙区に2度も応援に入り、てこ入れを図った。

 おひざ元である大阪での議席減も必至で、松井一郎幹事長(大阪府知事)は「結果についていろんな声が出て、幹事長のポジションがどうこうということになれば、周りに任せる」と、自身の責任論に言及した。

 責任論といえば、またぞろ「代表降ろし」の動きが起きそうなのが民主党だ。

 海江田万里代表は、自身が立候補している東京1区で、自民党の山田美樹氏に対する劣勢を覆せていない。「革マル問題」がくすぶる枝野幸男幹事長(埼玉5区)も戦況は厳しく、ツートップがそろって選挙区で敗れれば、執行部の求心力は地に落ちる。すでに党内では「海江田氏の発信力のなさが、ふがいない選挙結果につながった」(中堅)との声も出ている。

 次世代の党は、比例での議席確保の見通しが立たず、平沼赳夫党首は「投票用紙に『次世代の党』と書いてほしい」と訴え、党名浸透に躍起になっている。生活の党は、小沢一郎代表(岩手4区)にすら落選危機が迫る。獲得議席は2議席(公示前5議席)程度と予測され、党存続すら危ぶまれる状況だ。

 

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