安倍首相は増税派を打ち破った 「議席を減らしてでも」と決断 (1/2ページ)

2014.12.17

★(1)

 第47回衆院選は大方の予想通り、自公両党で3分の2の議席を占める結果に終わった。しかし、安倍晋三首相が解散総選挙を決意した際には、これだけの議席を得られるとは思っていなかったはずだ。安倍首相が勝敗ラインを「与党で過半数」と述べていたのは、偽らざる思いであっただろう。が、それでも解散する必要があった。議席を減らしてでも突破しなければならない課題があったからだ。

 安倍首相は解散を「アベノミクス解散」と明言した。推進している経済政策を軌道に乗せるための解散ということだ。安倍首相は解散に先立って消費税増税の時期を1年半先延ばしすることを発表した。4月に消費税を5%から8%に増税したことが思った以上に日本経済復活の阻害要因になっていることが明らかになり、10%への再増税にはしばらくの猶予が必要と判断したからだ。

 選挙になったので野党も消費増税の先延ばしに賛成することになったが、選挙をせずに首相が増税の先延ばしを表明していたら、どういう事態になっていただろうか。「3党合意を反故(ほご)にした」だの、「アベノミクスが失敗したことを自ら認めた」だのと非難したことだろう。

 批判は野党からだけではない。与党も自民党でさえ、谷垣禎一幹事長をはじめ幹部の大部分は増税賛成派で、公明党も賛成で軽減税率の導入を主張していた。内閣も、麻生太郎副総理兼財務相は増税賛成派。経団連などの経済団体も、連合などの労組まで予定通りの増税に賛成だった。

 

産経デジタルサービス

IGN JAPAN

世界最大級のビデオゲームメディア「IGN」の日本版がついに登場!もっとゲームを楽しめる情報をお届けします。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

「ソナエ 安心のお墓探し」では、厳選されたお墓情報を紹介! 相続、葬儀、介護などのニュースもお届けします。